小鳥のさえずるまち・上道地区
元に

 上道地区の歴史は古く、古代「かみつみち」と呼ばれた地名が今日の「上道」の起源とされ、中世以降「じょうとう」と音読みされるようになったといわれる。

 上道地区が属する岡山市は、瀬戸内海・児島湾に面する臨海部の都市として発展してきたが、今日では平野部から北部の丘陵・山岳部にわたる広域な市域を有し、市の中心部をはじめとする市街地の区域とともに、森林や農地、河川など多様な自然条件に恵まれた環境を有している。
 その中で、上道地区は岡山市の東端部に位置する、面積27.41ku、人口14,331人を有する上道支所管内の区域である。

 上道地区は、歴史的に見ても旧山陽道筋にあって、吉井川の渡河地点に形成された宿場を有し、「岡山市の東の玄関口」としての役割を担ってきた地区であるが、近代以降は鉄道、国道等の交通条件が確保されるまで、南部の西大寺、北部の瀬戸町の生活圏に含まれる純農村地帯として推移した。
 岡山市における上道地区の位置づけが大きく変貌したのは、東西軸となる国道2号、南北軸となる県道西大寺山陽線等主要な幹線道路網の整備が契機となり、工場、事業所の進出とそれに伴う人口の流入が進展した昭和40年代後半以降である。

 今日の上道地区は、岡山市中心部等との連絡を担う道路網とともに、JR上道駅の開設によって、文字どおり岡山市の郊外地域としての交通機能を確保し、農村地帯としての性格を残しながらも、産業機能と住機能を合わせ持つ郊外住宅地区としての役割を担う地区となっている。

上道地区の地名